夏競馬が始まり3週目となる。函館記念は例年6歳、7歳といった年長馬の活躍が目立つ。逆に4歳馬が勝利したのは過去10年で2020年と2013年の2回だけである。
しかしながら先週、先々週と芝の重賞(CBC賞、七夕賞)は4歳世代が勝利。過去10年でこの両重賞を4歳馬が勝利している年はない。今年の4歳世代のレベルの高さが窺える。今年の函館記念はこのイクイノックス世代に期待したい。
今年のメンバー構成を見ると逃げ馬・先行馬も複数頭おりペースはある程度流れると予想。洋芝、重馬場で上がりのかかる馬場となり切れ味というより粘り強く最後まで伸びるタフさが要求されそうである。
本命は◎⑧ブローザホーン
前走の烏丸ステークスは不良馬場の中、5番手で先行して最後は35.9秒で上がり最速をマークして2着と0.8秒差の圧勝。重賞初挑戦となるが、洋芝、重馬場という条件が味方して勝利するチャンスは十分だ。
相手は○⑩アラタ
鳴尾記念GⅢ(3着)、中山金杯GⅢ(4着)、金鯱賞GⅡ(3着)と惜敗続き。先行差しできるタイプで函館芝(3.0.0.1)と大崩れはないだろう。馬券の軸には最適。
穴馬として⑬スカーフェイス
前走の鳴尾記念は大外、出遅れという状況で、最後の直線は進路がない中上がり2番目の足を使って勝ち馬から0.4秒差。悲観する内容ではない。昨年の函館記念では重馬場でタフな馬場の中、上がり37.7秒でメンバー中2番目に早いタイムで3着。上がりのかかるタフな馬場なら浮上してくる。
馬券 単勝⑧2000円 ワイド⑧-⑩ 2000円 ⑬-⑧,⑩ 各500円 計5000円
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