京都大賞典(GⅡ)

競馬

3日開催の最終日を締めくくるのは京都2400メートルの舞台で行われる京都大賞典。勝ち馬には天皇賞・秋への優先出走権が与えられる。中長距離路線の秋のG1戦線にむけ大事な一戦である。昨年、一昨年と京都競馬場の改修工事に伴い阪神で開催された。今年は3年ぶりに京都競馬場で開催される。京都競馬場で行われた2013〜2020年のレースを参考にしたい。

開幕週という事もあり、鉄則通り内枠先行馬の活躍が目立つ。過去8年勝馬のうち5頭が4角5番手以内で直線を迎えている。本日のレースでも例えば京都9レース(芝2200メートル 2勝クラス)でも道中3番手内目を追走、4コーナーで逃げ馬を捉えそのまま押し切る王道の競馬で勝利。上がり34.3の足で差し馬の追撃を押し切る形だ。コーナー4つという事、開幕週という事で内目の経済コースを走り、直線でも内、最低でも馬場の2,3分ところを走る事が出来る馬が理想だ。

本命は◎⑦プラダリア

前走休み明け初戦の新潟記念(GⅢ)は大外枠から先行して5番手追走。直線良い足を見せ伸びてきていたが切れ負けして勝馬から0.3秒差の4着。見せ場十分であった。上がり33秒台の切れる足がないが、本来先行して早い上がりを使えるタイプ。今回人気馬はどちらかといえばパワー馬場を得意とする馬が多いが、この馬の持ち味は青葉賞で見せたようなスピード。隊列としては外からアフリカンゴールド、アイアンバローズが逃げ。内2番手にディープボンドが続く。中枠からスタートを決めディープボンドの後ろに構えたい。京都は初の舞台であるが、京都芝コースはもともとディープインパクト産駒の庭。脚質的にも大いに適性が見込める。ここ最近重賞で善戦が続いているがあと一歩のところ。初の京都、おそらく得意舞台、勝利を期待したい。

相手は○④ディープボンド

実績はこのメンバーでは間違いなく1番。また好枠をひいたことで楽に内目を先行できそうだ。経済コースを走る事ができ大崩れはしない。ただし最近は早い上がりを使えておらず勝ち切る事ができるか。

馬券 単勝⑦ 3000円 ワイド④-⑦ 5000円 計8000円

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