産経賞オールカマー(GⅡ)

競馬

今年のオールカマーはG1馬2頭に加え、重賞で活躍している馬たちが揃い例年以上に好メンバーが揃った印象だ。中山芝2200メートルのレースは独特なコース形態であり、中山適性も要求される舞台となる。一般的には内枠先行が有利ではあるが差し馬が全くダメかと言われるとそうでもない。ただし、大外一気ではなく上手く馬群を捌いてこないと届かない。

G1馬で一番人気を背負うタイトルホルダーがこのレースの鍵を握る。恐らく内枠から楽に先手をとる事ができそうなメンバーだ。外枠からマリアエレーナ、ウインマリリンが続く。3コーナーあたりからペースを上げて逃げ切りを図り、また先行勢もタイトルホルダーをめがけ早めから仕掛け出す展開となりそうでスタミナやスピードの持続力が必要となる。

本命は◎⑥ジェラルディーナ

前走宝塚記念はハイペースの中3コーナー当たりから早めに動き出す積極的なレースを見せた。現役最強馬イクイノックスの瞬発力に屈したが、それでも0.2秒差の4着。1〜3着馬よりもスタミナやスピードの持続力は一枚上とみる。今日の馬場状態を見ても重馬場の影響もあるが極端な高速馬場でなく上がりがかかる馬場。タイトルホルダーの存在もありスタミナ勝負となりそうな今回、この馬のストロングポイントを活かせる。あとは鞍上が大外を選択しなければ、、、。

注目は▲⑩エヒト

この馬も瞬発力はないものの、同じ舞台のアメリカジョッキークラブカップで見せたようにスピードの持続力が持ち味。上がり最速をマークして勝馬から0.1秒差の2着。惜しくも逃げ馬を差し切る事が出来なかった。前々走の七夕賞はスタートで他馬と接触する不利。直線も進路がなく競馬にならなかった。前走小倉記念は先行して上がりメンバー中2番目に早い足を使い、2着馬と0.4秒差の完勝。6歳となった今充実期とみえる。小倉記念と同様前目でレースを運び4コーナー手前からスパートをかけたい。

単勝⑥ 5000円 ワイド⑥-⑩ 3000円 計8000円 

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