府中牝馬ステークス(GⅡ)

競馬

勝馬にはエリザベス女王杯(GⅠ)への優先出走権が与えられる。古馬牝馬における中長距離路線の今後を占う一戦だ。東京芝1800メートルで行われ530メートルという長い直線を持ち直近5年をみても上がり最速馬が5連勝と差し馬が台頭している。

ただし今年の逃げ馬不在のメンバー構成をみると、最初の3ハロン35秒台のスローペースが濃厚だ。過去10年でスローペースとなったのは2013年、2016年、2017、2021年の4回。2021年のシャドウディーヴァ以外の勝馬はいずれも4角5番手以内、上がり33秒台で押し切るレースだ。

本命は◎④ストーリア

前走関越ステークスでは道中10番手と中団後ろに構え上がり最速33.1秒の足で勝利。2着馬のアドマイヤハダルは先週のハイレベルなメンバーが揃った毎日王冠で上がり最速をマークして4着と大健闘。そのアドマイヤハダルに直線で競り勝った内容は評価出来る。ただしこの馬の特徴は瞬発力というよりかは長く良い足が使える事。2走前のマーメイドステークス(GⅢ)では3コーナーあたりからポジションを押し上げ4角では4番手、良い手応えで直線を迎えそうであったが不利を受け失速。敗因は明らか。中山牝馬ステークス(GⅢ)で2着からも牝馬重賞であれば力上位。ペースをみてポジションを押し上げる事ができるのはこの馬の強み。

対抗は○⑤ルージュシュヴァイユ

前走エプソムカップでは大外枠からかかり気味ではあったが先行して2番手追走。最後は勝馬のジャスティンカフェの差し足に屈して0.2秒差の2着。2走前のメイステークスは直線でつまり競馬にならず参考外。それまで東京芝コース4回経験しているがいずれも上がり最速を2回、2番手を2回マークしており東京コースは得意。今回ペースをみて前走同様先行してみても面白い。

馬券 単勝④ 3000円 ワイド④-⑤ 3000円 計6000円

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