アルゼンチン共和国杯(GⅡ)

競馬

東京芝2500メートルで行われるハンデ戦。東京芝2500メートルは上り坂の途中からスタートし比較的1コーナーまで距離があり先行争いはそこまで激化しない。スタートしてコーナーまで約500メートルのタイムは30秒程度、スローペースとなる事が多い。最後の直線500メートルと長く途中に坂を要する事からもスタミナが要求される。

過去10年の勝ち馬で4角5番手以内が7頭と先行押し切りの形が目立つ。4角5番手以降から差し切った年は2017年、2014年、2013年でいずれもミドル〜ハイペースの流れで上がり最速で35.0、34.0、34.7秒と上がりがかかる消耗戦となる。

今年のメンバー構成を考えると、中枠から⑥アフリカンゴールドの逃げ、内目から⑤アーティット、外から⑫ハーツイストワール、⑬ディアスティマ、⑯テーオーロイヤルが先行体勢。隊列は落ち着きそうだ。比較的前目で運べそうな馬を本命としたい。

本命は◎⑤アーティット

初重賞挑戦となった2走前の目黒記念(GⅡ)では道中4番手追走の積極策。最後の直線は上がり3ハロン33秒台の早い決着となりキレ負けして10着。ただ、初重賞で勝ち馬から+0.7秒差、そこまで悲観する内容ではない。前走もハイペースの中先行して粘り込みの4着。過去2400メートル以上のレースを4回経験しているが(1.0.1.2)。そのうち3回は上がり2位以内をマークしているように、この馬の持ち味はスタミナでじわじわと最後まで伸びる足をもつ。内枠から先行して粘り込みに期待したい。

対抗は○⑨ゼッフィーロ

直近6戦全て上がり最速をマークしており終いの足は確実。近2走で重賞でもその末脚が通用する事を証明した。先行勢をまとめて差し切る事ができるか見ものである。

馬券 単勝⑤ 1000円 ワイド⑤-⑨ 4000円 計5000円

コメント

タイトルとURLをコピーしました