昨年の覇者◎⑦イクイノックスは、その後、有馬記念(GⅠ)、ドバイシーマ(GⅠ)、宝塚記念(GⅠ)とGⅠ３連勝。世界競馬ランキングで堂々の１位に君臨する。そのイクイノックスは3歳クラシック戦線では無冠に終わっており、ダービーで敗れたドウデュースとの再戦という事で盛り上がっている。鞍上もダービーの時と同じクリストフルメールvs武豊という構図で競馬ファンとして、とても楽しみである。ただしダービーの内容は不利と言われる大外枠から上がり最速で追いこんでタイム差無しの2着は負けて強しの内容。
イクイノックスは国内レースキャリア7戦。そのうち上がり最速が4回、2番手2回。東京コースに限っていえば3戦（東スポ2歳ステークスGⅡ、ダービーGⅠ、天皇賞秋GⅠ）ともに上がり最速をマーク。東京コースはイクイノックスが一番得意としている舞台といえる。現役最強馬が得意の舞台で負けるわけにはいかない。
イクイノックスを脅かす可能性があるのは◯⑨プログノーシス
札幌記念で本命に推したように、国内レース8戦中で7戦が上がり最速をマーク。そしてスーパーGⅡと呼ばれるハイレベルの札幌記念は、普段と違い向正面から動き出す積極策。札幌の洋芝でタフなレースとなったが上がり36秒0と最速をマークして2着馬に0.7秒差をつけ圧巻の勝利であった。実力は間違いなくGⅠ級。初の東京舞台となるが、脚質からもこの馬にとって相性がいいはず。相手強化となる初のGⅠとなるがいきなり通用する可能性が高い。イクイノックスのライバルとして4歳世代の各馬よりこの充実期の5歳馬に期待したい。
馬券 馬単 ⑦↔︎⑨ 各5000円 計10,000円
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