今年の3歳牝馬はかなりハイレベルといえる。上位人気馬の6頭(②クイーンズウォーク、⑦スウィープフィート、⑧コラソンビート、⑨アスコリピチェーノ、⑫ステレンボッシュ、⑱チェルヴィニア)は今後も活躍が期待できる素質馬と思われる。
この世代の強さを見ていきたい。
まずは昨年2歳時で行われた阪神JFの勝ちタイム1.32.6は過去20年で最速のタイムで桜花賞のタイムと比較しても優秀な時計だ。
前哨戦はどうだろうか。同舞台で開催されたチューリップ賞(GⅡ)の勝ちタイム1:33:1は過去20年の中で2番目に早い時計。ただし稍重での開催であった事を考えると優秀な時計といえる。もう一つの前哨戦阪神芝1400メートルで行われるフィリーズレビュー(GⅡ)の1:20:1も過去20年で2番目に早い時計。アルテミスステークス(GⅢ)の1:33:6も過去10年で最速時計。
タイムだけでは語れないが、これだけでも世代のレベルの高さが窺える。阪神JFの上位2頭(⑨アスコリピチェーノ、⑫ステレンボッシュ)は素直に評価したい。この2頭を脅かす馬はどの馬か。
本命は◎⑱チェルヴィニアに期待したい。前走アルテミスステークスでは道中3,4番手追走、直線では少し追い出しに時間がかかりながらも上がり33.3の最速タイムで勝利した。最後は流してのゴールも、上述したように過去10年で最速時計、2着馬に0.3秒差と完勝している。まだまだ底を見せていないこの馬の可能性に期待したい。
馬券 単勝⑱ 4000円 3連単 ⑨⑫⑱→⑨⑫⑱→②④⑦⑧⑨⑫⑱ 各200円 計10000円
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