主役不在のスプリント界。オッズがそれを示している。一番人気が4倍台と実力は拮抗しており展開ひとつで結果は変わってきそうだ。そして今年も雨模様で重馬場での開催が予想され今年も荒れる気配しかしない。人気に関わらず１頭１頭激走の可能性がないか丹念に調べる必要がありそうだ。
昨年の覇者ファストフォースは12番人気、3着のトゥラベスーラは13番人気と大荒れ。一昨年の覇者ナランフレグは8番人気、3着のキルロードはブービー人気。この4頭を探し当てるヒントはあったのか。そのポイントとしては勢い（今年に入っての好走歴）、重馬場適性、中京巧者の3点が挙げられそうだ。
今年のメンバーでは①ビックシーザー、⑧ソーダズリング、⑫ロータスランド、⑯ウインマーベルの4頭に注目したい。その中でも重賞2連勝中と勢いにのる◎⑯ウインマーベルに注目したい。
前走阪急杯（GⅢ）では重馬場の中前半3ハロン33秒台のハイペースを先行。直線では上がり35.6秒、3番目に早い足で制覇した。内容的にも強い勝ち方であったが、昨年と大きく変わってきたのがスタートの速さだ。昨年のシルクロードステークス（GⅢ）と高松宮記念は７着、１０着と大敗。大外枠で出足が悪い事が一番の敗因と考えられる。今年も大外枠になってしまったが近２走のスタートが出来れば５番手あたり外目を追走できるはずだ。もともと中京コースは（2.1.0.3）、重馬場適性もあり、何より勢いがある。昨年のリベンジを果たしたい。
馬券 単勝 ⑯ 4000円 ワイド ⑯-①⑧⑫ 各2000円 計10,000円
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