先週の桜花賞は人気馬2頭の決着となり時計は1:32:2と過去20年で3番目に早い時計。昨年のリバティアイラインドが1:32:1。前哨戦の時計をみても今年の3歳牝馬は全体的にレベルが高いと思われる。
今週は牡馬クラシック初戦の皐月賞。参考レースとしてまずは2歳GⅠのホープフルステークス(中山芝2000)、勝ちタイム2:00:2はGⅠに昇級して以降最速時計。ティープインパクト記念(中山芝2000)の勝ちタイム1:59:8は過去20年で最速、京成杯(中山芝2000)は過去20年で2番目に早い。一方で共同通信杯(東京芝1800)とスプリングS(中山芝1800)は例年と比較して遅い時計であった。
ここはホープフルステークス組を中心に考えたい。
また今回のメンバー構成から極端なスローペースとはならず、ある程度流れると予想。スローペースからの瞬発力というよりかは長く良い足が使えるタイプが良さそうだ。
本命は◎①サンライズジパング
ホープフルステークスではスタートから促し道中4,5番手で先行。4角で前に行く馬が外に膨らんだためかなりの大外を走るはめに。追い出してからは良い足を使い、一時スムーズに追い出しに成功したレガレイラと追い比べになるが、またもゴール手前で2着馬シンエンペラーに進路を塞がれ減速。この内容で勝ち馬から0.4秒差の3着は評価できる。前走の若駒ステークスでは上がり最速しかも2番手に0.8秒差をつけて差し切った。重馬場でこのレースが出来るのはポテンシャルの高さが出ている。
1枠1番の枠を活かしてホープフルステークス同様先行して、最後スムーズに追い出す事さえ出来れば⑩レガレイラ、⑭シンエンペラーに逆転も可能。
対抗は○⑩レガレイラ
レベルの高い3歳牝馬の大将格。一度牡馬相手にGⅠで勝利しており実力は間違いない。終いの足は確実で大崩れはしないはず。
注目は⑨アーバンシック
前走の京成杯が強い内容。時計も優秀、かつ上がり最速の33.9秒は中山コースという事を考えれば今回上がり最速候補。キャリアが浅くまだまだ成長途上。ここで勝利するようであれば一気に3歳牡馬の主役となる。
馬券 単勝① 1000円 複勝① 7,000円 馬単⑩→①,⑨ 各1000円 計10,000円
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