このレースの勝馬には昨年の勝馬ドウデュースやクロノジェネシスなどが名を連ねており今年春の古馬G1戦線で活躍が期待される。京都開催の近10年では4角5番手以内が9勝と先行力がものをいうレースといえる。また京都2200メートルという非根幹系の距離でリピーターが多いレースにもなっている。
今年の馬場状態はどうか。土曜日のメインレースとして京都芝1600メートルで開催される洛陽ステークス(L)を基準に比較してみる。今年は4歳牝馬のドゥアイズが中団から直線で鋭く伸びて勝利。勝ち時計1:32.6、上がり34.3。また2着馬は後方から直線一気の足を使い上がり33.4秒、勝ち馬とタイム差なしという結果であった。1:32.6の時計は同レース過去10年で最速、京都マイルGⅠのマイルCSの過去10年の勝ち時計と比較しても遜色ないタイムだ。例年と比較して早い時計が出る馬場かもしれない。
本命は◎⑩ルージュエヴァイユ
前走、今回と同じ舞台で行われたGⅠエリザベス女王杯で2着と好走していることはかなりの強調点だ。さらに勝ち馬とはタイム差0.1秒差の2:12.7という時計は過去エリザベス女王杯の勝ち時計と比較しても優秀だ。外差しが決まる現在の京都で2走前の府中牝馬ステークスでみせたような上がり32.7秒のスピードを見せてほしい。
対抗は○③プラダリア
京都大賞典でみせたように先行力あり、最後までスピードを持続させることができる。理想的な枠をひきメンバー的にも大崩れはしないだろう。
注目は▲②ブレイヴロッカー
近3走の直線での決め手が目立つ。2200メートル戦は(1.0.1.0)と相性がいい。3走前の京都芝2200メートルでは上がり最速33.8秒の足を使いタイムは2:12.1と好相性とみた。人気馬を脅かすとしたらこの馬か。
馬券 3連単⑩→③↔︎②,⑤,⑪ 各1000円 計6000円
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