牝馬ハンデ戦という事もあり毎年人気薄が活躍する難解なレースである。50kgや51kgといった軽ハンデの馬には注意が必要だ。軽いハンデの逃げ、先行馬が活躍する事もあるが過去10年のうち上がり最速馬は7年連対を果たしており阪神芝レースで上がりの早い足を使える事が好走の鍵である。
特に今回のメンバーを見ると軽ハンデの逃げ先行馬が内外に位置しておりレースはある程度流れると予想される。ヒヅルジョウの大逃げの可能性もある。もちろん50kgの斤量で逃げ粘りも考慮する必要はあるが、今回は差し馬が台頭する可能性が高いとみる。本日のレースにおいても大外から差す馬の好走が目立つ。
本命は◎ストーリア
前走(福島牝馬ステークスGⅢ)、前々走(中山牝馬ステークスGⅢ)では、向正面から位置を押し上げ4角で3,4番手の位置から押し切りを狙う積極策も、5着(+0.2秒)、2着(+0.2秒)と僅差で敗れている。その中山牝馬ステークスの勝ち馬のタイム1分46秒5は過去10年のレースで最速。去年のG1秋華賞でも勝馬から0.4秒差と間違いなく重賞でも通用する実力はある。
中山、阪神といった急坂をもつコースで上がりの早い足を使えるのがこの馬の特徴。このメンバーであれば重賞初勝利のチャンス。
注意したいのは上記軽ハンデの逃げ馬③ヒヅルジョウ。
馬券 単勝⑨ 3000円 ワイド③-⑨ 1000円 計4000円
コメント