中山芝1600メートルを舞台にクラシック戦線に弾みをつけたい牝馬達の戦い。直線が短いこのコースは内枠・先行有利が一般的も冬のこの時期は馬場が荒れ差し馬の台頭も目立ってくる。過去10年で8回が上がり3位以内の馬が勝利している。
今年はどうか。本日行われた中山金杯(中山芝2000)とジュニアカップ(中山芝1600)を参考にしてみたい。まずは勝ちタイム 中山金杯 1:58:9は過去10年間で2015年のラブリーデイがマークした1:57:8についで2番目、ジュニアカップ 1:32:5は過去10年で最速であった。
注目すべきはラスト3ハロンのラップタイムで今年の中山金杯が11.7-11.4-11.7。ラスト200メートルが11秒台である年はやはりその2015年と2016年の2回のみで他は12秒台〜13秒台。ここから言える事は例年よりも時計が出ておりそこまで荒れた馬場コンディションではなさそうだ。
その2015年のフェアリーステークスはというと、、、勝ち馬は11番人気の逃げ馬、また2着馬も向正面で動き出し4コーナーで4,5番手まで押し上げた8番人気の馬と大荒れ。今年は先行力やスピードを重視してみたい。
本命は◎③マスクオールウィン
ボンドガールが制した伝説の新馬戦(東京芝1600メートル)の4着馬。それ以後は1200〜1400メートルの短距離を使いオープンでも接戦を繰り広げている。3走前のダリア賞では3番手先行して上がり2番目の足を使い勝馬コラソンビートから0.3秒差の3着。そのコラソンビートは京王杯(GⅡ)を勝利して阪神JF(GⅠ)では0.2秒差の3着と世代トップクラスの馬だ。距離延長が鍵となるが絶好枠から先行力を活かして逃げ込みor先行押し切りを狙いたい。
馬券 単勝③ 3000円 複勝③ 5000円 計8000円
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