今年初G1。主役不在のスプリント界、天候も悪くかなり難解なレースである。
2020年〜2022年、いずれも重馬場での競馬。タイムとしては1:08:03、1:09:02、1:08:07、2着以内の馬は上がり33秒台から34秒5まででまとめている。この3年はいずれもモズスーパーフレアやレシステンシアといった逃げ馬が存在した。今回は典型的な逃げ馬は不在。恐らくキルロード、アグリ、ファストフォースなどが押し出される形で先行する様相。 最初3ハロンは34秒台で落ち着きそうである。
レース序盤は中団〜先団内目で前に壁を作り直線で3〜4分所を伸びてくるような、2020年膠着にはなったがクリノガウディーのようなレースが理想的。
本命は⑮ナムラクレア
シルクロードステークスは斤量56.5kgを克服し牡馬相手に勝利した。短距離において重要なスタート自体この馬は良い。同レースでもスタートを決め、中団に控えて最後の直線では粘り強く伸びて接戦を制した。初のG1であったスプリンターズSでは最後の直線大外を回しすぎて直線伸び切れず5着。それでも勝ち馬とは0.2秒差で見せ場も十分作った。
シルクロードステークスの勝ち時計1:07:03は、過去10年の高松宮記念の勝ち時計と比較しても2番目に早い。
また洋芝の函館スプリントSや不良馬場のフェニックス賞を制している事から、今回予想される重〜不良馬場も問題ない。初G1制覇、一気にスプリント界の主役へ躍り出たい。
穴として⑦ヴェントヴォーチェと⑯グレナディアガーズ
馬券 単勝⑮ナムラクレア 5000円 ワイド⑮-⑦,⑯ 各2000円 馬連⑮-⑦,⑯ 各500円 計10,000円
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