いよいよ今年最後のGⅠ有馬記念。イクイノックスの引退により一気に混戦ムードが漂う。単勝1番人気のオッズが4倍台、7頭が10倍以下と大混戦だ。過去単勝1倍台のアーモンドアイが負けたように中山芝2500メートルは一筋縄ではいかない舞台だ。過去のレースを振り返ってみても上がりタイムは34秒台後半〜36秒台で決まる相当タフなレース展開になる。瞬発力<スタミナ、スピード<パワーのレースといえる。そういったタフなレース展開という事もあり斤量も重要なファクターとなっており、それを証明するように過去軽斤量の「3歳馬」「牝馬」の活躍が目立つ。
本命は◎⑯スターズオンアース
前走約半年ぶりのレースとなったジャパンC。大外枠からスタートを決めパンサラッサ、タイトルホルダーが作るハイペースの縦長の展開で4番手先行。最後はイクイノックスに0.8秒差つけられたが最後まで伸びて3着。2着のリバティアイランドには0.1秒差。スピードの持続力が証明された一戦であった。また半年ぶり、大外枠という事を考えても十分すぎる内容であった。大阪杯(阪神芝2000メートル)では先行勢が上位独占の中上がり最速34.4秒,2番手の34.9秒から0.5秒差つけて勝馬とタイム差無しの2着。このレースをみても直線の短い中山でも対応できるはずだ。今回、有馬記念では不利とされる大外枠のため人気を落としているが実力は最上位である事は間違いない。比較的縦長の展開となりそうで5,6番手の先団に早めにとりつけばコースロスもそこまでなく直線を迎えられる。主戦のルメールJに戻る事は何より強調材料。
対抗は○⑩ジャスティンパレス
春の天皇賞(1着)、宝塚記念(3着)、秋の天皇賞(2着)と本格化。春の天皇賞(京都芝3200メートル)で完勝したようにこの馬の持ち味はスタミナ。タフなレース展開となり上がりがかかる馬場となれば逆転まであり得る。
注目は△⑧ライラックと△②シャフリヤール ※騎手編参照
ライラックに関しては前走エリザベス女王杯で上がり最速をマークして勝馬から0.3秒差の4着。直線スムーズではなく追い出しに時間がかかった事を考慮するとまだまだ伸び代はある。中山コースが非常に合う舞台で低斤量、好枠を活かし上位に割って入りたい。
馬券 3連単 ⑯→⑩↔︎①,②,④,⑤,⑥,⑧,⑪,⑬,⑭,⑮ 各1000 ⑩→⑯↔︎①,②,④,⑤,⑥,⑧,⑪,⑬,⑭,⑮ 各1000円 ワイド ⑯-②,⑧ 各10000円 計60000円
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