昨年(セリフォス)、一昨年(ソングライン)と3歳勢が勝利。そして、2頭ともがその後マイルのGⅠで勝利しているようにマイル路線における重要な出世レースだ。直線が長く広いコースの東京芝1600メートルの舞台、過去10年をみても上がり最速馬が6度連対している。2020年のように最初の3ハロンが33秒台といったよっぽどのハイペースにならなければ良馬場で終い32〜33秒台の足が使える事が必要条件だ。広く直線が長くなる事で浮上する馬に注目したい。
本命は◎⑤ジャスティンスカイ
前走一番人気に押された米子ステークス(阪神芝1600メートル)では直線で他馬と接触し、その後も2頭に挟まれ集中力を欠いた走りとなり伸びきれず8着と惨敗。前々走京都で行われたマイラーズカップ(GⅡ)でも直線馬群でもたつき9着。馬体重530kg台の大型馬という事もあり、近2走は器用な立ち回りができないという弱点が出た。この馬の本来の持ち味は4走前の秋色ステークス(東京芝1600メートル)で見せたような長い直線で長くいい足が使える事。上がり最速33.2秒の足を使い、1分32秒0の勝ち時計も東京マイルで優秀だ。また秋色ステークスの2着馬(レッドモンレーヴ)、3着馬(アヴェラーレ)両頭ともにこのレースの後重賞を制覇しているようにレースレベルも高かった事がわかる。小頭数で広いコースに変わり本来の実力が出せるはず。得意舞台に変わり巻き返しを期待したい。
対抗は○③エターナルタイム
今年は12頭立て、唯一の逃げ馬ユニコーンライオンが最内枠となりスローペースが濃厚。③番の好枠から2番手でレースを運べそうだ。これまでも先行して33秒台の足を使って勝利してきており、今回レース展開もこの馬にとって追い風となる。東京マイルは4戦3勝。強力な鞍上を背に初重賞挑戦となるが、この舞台ならいきなりの勝利も可能だ。
馬券 単勝⑤ 3000円 ワイド③-⑤ 3000円 計6000円
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