今週は東京芝1600メートルの舞台で行われるマイル頂上決戦。今年はなんといっても香港から刺客ロマンチックウォリアーの参戦が注目される。現在GⅠレース4連勝中と勢いに乗る。キャリア19戦でその戦績はなんと(14.3.0.2)、うちGⅠ7勝と驚異的だ。
外国馬が日本のGⅠで勝利したのは2015年高松宮記念のエアロヴェロシティに遡る。様々な外国の有力馬がこれまでも参戦してきたが日本の高速馬場に対応出来ず凡走してきた。ロマンチックウォリアーに関して4連勝中のGⅠはいずれも2000メートル以上。今回東京芝1600メートルの速い流れに対応出来るか不安が残る。単勝1番人気であれば思い切って嫌って考えたい。
東京マイルは繰り返しになるがリピーターが多く東京マイル適性が最重要ポイント。また明日は雨予報という事で重馬場適性についても考慮しなければならない。それに加え、ミドル〜ハイペースで流れる展開で終いもしっかりと速い足が使えるスピードタイプ、スローペースから上がり最速を出せる瞬発力タイプの見極めもしていきたい。
今年のメンバー的にはドーブネ、ウインカーネリアンが逃げ、香港馬2頭も恐らく先行が予想される。騎手心理なども考慮してミドルペース以上と予想する。そうなると自ずと昨年の安田記念上位組に食指が動く。
本命は◎⑰セリフォス
昨年の安田記念が強い内容。前半3ハロン34.2秒の比較的流れたレース展開で勝馬ソングライン、3着馬シュネルマイスターは後方から差してきている中、セリフォスは道中4、5番手追走、直線上がり5番手の足を使い2着に粘った。3歳で挑戦した安田記念は勝馬に0.1秒差の4着。東京マイルは得意舞台だ。ソングライン、シュネルマイスターが引退した今、実力・実績ともにマイル頂上に一番近い馬といえる。
注目は▲⑱ダノンスコーピオン
3歳の時にNHKマイル(東京芝1600メートル)を制している素質馬。4歳になって二桁着順が続いていたが、転厩した今年京王杯で上がり2番手の足(33.1秒)を使い4着まで追い上げた。内容も最後の直線で追い出しまでに時間がかかっておりそれで4着まで追い込む足は完全に復調気配。昨年、京王杯11着で挑んだ安田記念、今年の安田記念は昨年より確実に前進できるはずだ。
馬券 単勝⑰ 7000円 3連複2頭軸⑰-⑱-②③⑤⑦⑨⑩⑪⑫⑬⑮ 各300円 計10,000円
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