今週はダート日本一を決めるチャンピオンズカップ。2013年まではジャパンカップダートの名称で開催されており芝レース同様ハイレベルなメンバー構成となる事が多い。そして中京ダート1800メートルは最後の直線が410メートルと長くそして坂が続く。スタミナ、タフさが必須条件であり、中京コースとの相性も重要なポイントだ。
過去10年チャンピオンズカップを見てみると上がりタイム2番手以内が8度勝利している。先行、差しの脚質にかかわらず最後まで坂をものともせず伸びる馬が勝つレースと言える。
本命は◎⑨クラウンプライド
昨年のチャンピオンズカップでは2番手で先行し終い3ハロン36.7秒とメンバー中2番目に早い足を使い押し切り目前であったがジュンライトボルトの強襲に合いタイム差なしの2着。勝ちに等しい競馬内容であったと言っていい。帝王賞も得意の先行押し切りの競馬であったがゴール手前で指されタイム差無しの2着と惜しい競馬が続く。この馬の持ち味はなんといっても最後までスタミナが続くこと。先行もできるため大崩れはしない。軸とするにはもってこいだ。
対抗は○⑥グロリアムンディ
昨年のチャンピオンズカップは5ヶ月休養明けで挑んでおり、1枠1番で出足が遅く後方からの競馬となり全くこの馬の良さが出せず12着に沈んだ。5歳となった今年平安ステークス(GⅢ)が強い内容であった。ハイペースのなか3番手追走。4コーナー手前で先頭に立つと、上がりタイム4番手の足を使い最後までバテずに差し馬の追撃を封じこんだ。2着ハギノアレグリアスから0.4秒差と完勝している。その時の上がり最速が38.7秒とかなりタフなレース展開であったといえる。コリアカップでクラウンプライドに大差をつけられた事で人気を落としているが、もともと休み明けは走らない馬である。叩き2走目の今回が狙い目。
注目は⑤ドゥラエレーデ
今ひとつ適性や実力がわからない一頭。ただUAEダービーで海外ダートで活躍中の勝馬(デルマソトカゲ)にタイム差なしの2着とダート適性はありそうだ。内枠で先行する事ができ一発穴をあける可能性を秘める。
馬券 馬単 ⑨↔︎⑥,⑫ 各1000円 ワイド⑥-⑨ 5000円 ⑤-⑨ 1000円 計10,000円
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